小さなばねの需要は急増し各種接点ばね、コネクターばね、医療用カテーテル他、用途はさまざま。その中でも、もっとも小さなものは、半導体の検査装置用として使用する外径0.072mm、線径0.015mmの世界最小クラスの最微細ばね(スーパーファインスプリング) 高強度、高耐久に優れたミクロの最微細ばねは、業界のトップランナーとし常に支持され、現在は、外径0.065mmのばねの製造に着手しています。
ばねがもつ特異性を医療分野で発揮。可能性の先には、医療技術の発展と貢献を
大手医療機器メーカーと医療機器用に形状記憶、超弾性の特性を生かしたナイチノール(Ni-Ti)ばねの開発を行っています。
SESSAとは、世界的に優れた精密加工技術を持つ日本の中小ものづくり企業と世界一の高強度ステンレスなどの際立った素材を持つ日本の材料メーカー、豊かな経験とスキルとを備えた医療機器専門家を有する日本の医療機器のODMメーカーから結成されています。
弊社もSESSAのメンバーとして次世代を担う革新的な医療機器の開発に挑んでいます。
我が社は、ばね業界においていち早く自社開発NCマシーンの開発に成功。熟練工の技術を機械に取り込み、カム(回転運動を複雑な往復運動に変える装置)や専用ツール(金型)を一切排除、微調整ねじを極めて少なくし機械構成をユニット化。この事によってイニシャルコストの削減、稼動率の向上、センサ機能の付加さらにはすべての加工機の情報を一括管理する当社独自の稼動表示板システムによりIoTを推進し24時間無人連続加工を可能としている。
現在では、日本、海外拠点(マレーシア・上海・大連)合わせて約600台の自社NCマシーンが稼動しています。
また、ばね加工機だけでなくワイヤ剥離装置、特殊梱包機などを自社開発し、お客様の高度な要求を実現しています。